先日のReNY、お越し頂いたみんなさん、ありがとう。
弾き語りは3曲、THE MANとのコラボは例の1曲、
と計4曲だったけど、冷牟田さんが長く続けてるTABOOは、
やはり楽しい。
冷牟田さんのセンスと自分とを照らし合わせる出演者、なのよ。
楽屋を行ったり来たりするホストの冷牟田さん。
もっと濃いお付き合いが出来たら嬉しい。
THE MAN、かっこいいすよ。
オススメ、です。

の、帰り道。
訃報。
nilやジュンジュラで年に数回は音響を担当してもらってたスタッフ。
いや、友達が。
年に数回でも付き合いは10年近いから、
何十回も一緒に仕事した。
そう言えば、ジュンジュラを立ち上げた時、相談に乗ってもらったな。
ベースレスだと、どんな風に音作りをしたら良いかな?って。
気にしないで大丈夫ですよ!って言ってくれたな。
どん!と背中を押してくれた。
某ライブハウスには「俺のバンドが出る時は必ず彼女にしてくれ」って、
通達を出してた。
彼女じゃないとこのライブハウスには出ないぞ?って。
きっと、関東の俺のライブに来たことある会員は、
彼女の音響で盛り上がったはずだよ。
俺が、バンドが出してる音を、そのまま豪快にフロアに鳴らすんだよ。
最高のPAエンジニアだった。
くそ。

彼女と仕事してるツアースタッフ達にいつも、
哲の歌が大好きだから仕事したい!って言ってたよ!
って、伝言をもらってた。
くそ。

最後に彼女と仕事したのは去年9月のタワーインストアだった。
俺の思いつきでアコースティックにしたあの晩。
「久しぶりにnilやるのに!バンドじゃないの?!」
って、ぶうぶう言われたな。
でもあの時にはアイツ、病魔と闘ってたんだって。
くそ。

最後に呑んだ時、去年の夏前くらいかな。打ち上げで。
ここんとこ実家で引き蘢ってたんですよー。
久々に仕事出来て楽しかったー。
って。
身体か?大丈夫か?に、
いやいや!大丈夫っすよー!って笑顔で。
そっか!なんてヘラヘラと他愛もない話したんだけど。
昨日、みんなに聞いたら、
闘病のことは俺とかには言わないようにしてくれてたんだと。
優しいっつうか、バカっつうか。
俺よりも7歳も若いのに。
くそ。

昨日、お別れに行った時、
死んでもブスだからさ、
泣けたよ。

こんな悲しいだけの事をここに記すのは、
そんな彼女の存在を皆さんに知って欲しい。
ただそれだけです。

イク、またPAしてくれな。
R.I.P.

                 No. 666。