不思議な一日でした。
彼女はいないのにいる感じ。
みんなが泣き笑い。
実は僕にはまだ、実感が無い。
明日も地下に潜らねば、な日だから、
酒も呑まずに帰ってきたのが原因か。
彼女とはいつでも呑んだくれてたからね。
だからみんなは酔っぱらってた。
その中で一人俺はシラフ。
だからかな。
実感が無い。
帰ってきて、少し呑んで、考えた。
人ってさ、死ぬよね。
当たり前なんだけど。
認めたくなかったけど。
でもやっぱり。
人ってさ、死ぬよね。
その時までは、生きよう。
悩んでる暇があったら、生きよう。
生きてることを、生きよう。
生きよう。
少し実感が湧いた。
さ、明日も生きよう。
No. 666。