先日のいわき。
ドキュメント映画の二本立て。
そして、謎のバンド「しまりす」による演奏。
楽しんでいただけましたでしょうか。
映画は娯楽映画では無かったので、
楽しむってよりは、知る。
って時間でした。
知る、考える、生活する、考える。
出来る事から順番に。
それでいいんだと思います。
知らないフリはやめましょう。
それは、知らん顔ってことです。
知ってるフリもやめましょう。
それは、見殺しに近い。
あ、24時間テレビやってるぞ。

子供の頃ってさ、
24時間テレビ、イコール、夏休み終了!
だったような。どうだっけ?
フジテレビの27時間テレビっていつから始まったんだっけ?
よく考えると無茶苦茶なデリカシーよね。
テレビと言えば、未だに韓流ドラマが流れてるが、
誰が観るんだろうね、このご時世に。
デリカシーね。

っと。
忘れないように。
二本立て
しまりす
このご時世
っと。

さて、まずは二本立て。
と言えば、中学生時代の俺の話。
今思えばとても有り難い事なんだが、
塾に通わせてもらってた。学習塾。
のだが、当時の俺に言わせれば、
塾に通わされてた。
行きたくもねえのによ。
既にロックンロールの洗礼を受けてた高野少年は、
文房具では未来は描けない、と。
ギターで描くのだ!と、ろくに弾けもしないのに。
でも、ローティーンなので、ドロップアウトも方法がわからん。
たまたま万引き失敗、をきっかけに仲良くなった、
近所のコンビニのバイトのお兄さんに相談するも、
明確な答えは貰えず、貰えたのは期限切れの弁当。
元気かな?シキナさん。
沖縄から出てきたって言ってたっけ。
時々夜中に裏の事務所で遊ばせてもらったな。
ん?とんでもねえ大人だな。まあいいか。
その事務所で読んだ「ぴあ」で得た情報を頼りに目指したのは映画館。
もちろん、塾の月謝をポケットに入れてね。
当時の高田馬場には映画館が2館あって、
そのうちの1つは今はライブハウスになってる。
その2館とも、ロードショーから半年ほど過ぎた映画を二本立てで上映してて、
例えば、インディジョーンズ失われた&魔宮とか、
スターウォーズやらスーパーマンやら、A・ロメロのゾンビシリーズやら。
とにかく、意味のある二本立てだったなあ。
俺の趣味の「漫画全巻大人買い」はこの原体験がもとになってるかもね。
一気に起承転結しやがれ!ってな。
その二本立ては、月に一度くらいの割合で入れ替わってた。
だから、最初の週はA館に行って4時間映画に没頭。
次の週はB館で別のファンタジーを満喫。
そのあとの2週間は友達と悪さして遊んで、
次の映画に入れ替わる翌月を待つ。
パパママ、ごめんね。
折角の月謝をそんな風に使ってた。
けど、俺にとっては塾に行くより有意義な時間だった。
今でもそう思えるなら、それが答えだよね、シキナさん。

しまりす。
先日のいわきは結果、Zの4人で行った。
そもそもよんでくれたのは、いわきSONICの店長と、
去年の「プロジェクトFUKUSHIMA」で知り合った斎藤悠志君。
あれやこれやゆうとるうちに、結果、櫻氏の発案で、
斎藤高野岡本大西櫻澤な五人組でやっちゃいましょう、と。
演奏するは斎藤君が震災から一年後に書いた「Re:Birth」って曲。
ちなみに斎藤君は震災前から福島第一原発で働く歌い手。
ライブ当日にセッションしながらアレンジ。
が、アレンジと言うよりは、彼の歌に寄り添う演奏。
ほぼぶっつけ本番でしたが、素晴しい歌を歌ってくれました。
を演奏する寸前の舞台で、
「この五人組にバンド名付けようよ岡本君」と俺。
「いや!名付けるのは俺より大西君が得意やで!」と、岡本君。
「え?た、た、いや、し、しまりす!」と大西君。
「しまりすー?」と場内大苦笑。一体感。
どうやら大西君、
本番前にホテルの部屋でテレビ観てたら、
「台湾リス」のドキュメント番組やってて、
振られてとっさに「台湾リス!」と言いかけて、
「台湾リス?あんまメジャーじゃないな!
じゃ、メジャーなリス?えっと、しまりす!」
と、どうやら。

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いわきに通う理由がまた1つ出来た夜でした。

さて、このご時世。
を、語り合う機会が、Zのメンバー間が一番多い。
もともとそういう人間達であるし、
業務上、ここんとこよく集合してるからね。
いわきの道中は案の定、特別に白熱気味でした。
で、戻ってすぐのPV会議では、
「竹島で撮影しよう!」とか言い出しちゃったり。
俺と大西君は生なリアルな情報をもとに持論を展開。
櫻澤君はその読破してきた文献をもとに、より深く展開。
岡本君はなかば切れ気味にギターソロの様に。
そんな4人がこのご時世に選んだキーワード、
「THE BATTLE OF LOVE」
なんとも面白いなあ。
10/10をお楽しみにね。

空はまだまだ絶好調な夏を映してるけど、
秋が忍び寄って来てる気がしないでもない。
夕暮れのジョギングに、風のお伴が心地よひ。

                 No. 666。