仙台、盛岡、札幌と早くも3本終了しましたね。
かなりの大盛り上がり大会となっておりますぜ。
あ、ジグゾのツアーの話です。
裏話その1。
仙台本番前日の夕方過ぎに仙台に到着した俺は街に繰り出す。
偶然居合わせたフラワーカンパニーズ竹安氏と盛り上がる。
近い将来対バンしましょうと約束をした。
裏話その2。
仙台本番終了後、盛岡に移動した俺は街に繰り出す。
友人の店にて偶然居合わた後輩達と盛り上がる。
仙台の余韻に浸りつつも、翌日の盛岡ライブの成功を予感。
裏話その3。
札幌本番前日の夕方過ぎに札幌に到着した俺は街に繰り出す。
偶然居合わせた高校時代の先輩と盛り上がる、少し前の話。
ホテルにチェックインした後、スタッフの
「コインランドリー行こうぜー」の声に乗り、行くことに。
ツアーの中日の日暮れ前に、廻る洗濯物を眺めながらビールを飲みつつ、
うむ、コレも命の洗濯よね、なんて独りごちるのも好きな時間。
ホテルのすぐそばのコインランドリーは昭和か?いや大正か?
ってな佇まい。ようはボロボロ。
大丈夫かな?っと中を覗くとよれよれのスーツを着た
よれよれのじじいが「いらっさい。洗濯かい?」と。
見ると、業務用くらいデカい洗濯機に手書きで「500えん」
と書いてある。大丈夫か?これ?と、
見ると、じじいの鼻毛が3センチくらい飛び出してる。
これは洗う程に汚くなるタイプのアレだ。と察知し、
「やっぱいいや」と店を出ると、じじい、
「まけとくよ、400えん」と。
「300円だ」「400えん」「じゃあいいよ」「300えん」
「いや200円だろ」「いくら持ってんだい」と聞かれ、
ポケットを探ると800円出て来るも「200円しかねえ」
「しょうがないなあ」とじじい、ポケットから300円出して
「ほれ」と洗濯機に入れてくれた。
なんだか清々しい気持ちになり、
遅れてきたスタッフQ&Kにビールを奢る俺。
上記を読み返すに、俺ってケチな小悪党っぽい。
が、その渦中では、本当に清々しい気分だったんだよな。
なんだろうな。じじいの鼻毛が挑んできたんだよ、俺に。
ここで負けたら、俺の鼻毛が可哀想な気がしたんだよ。
よくわからないだろ?
旅に出なさい。
少しはわかる。
スタッフQがこのツアー中に俺によく言うんだよ、
「止まってるよりいい」
旅に出ましょう。
とりあえず、西に行きますか。
No. 666。