色々と色めき立ってる俺内部。
皆様はいかがで?

今夜、スタジオからの帰り道。
駐車場から出ようとしたその時。
よぼよぼのばあさん。
ほぼ深夜に、よぼよぼのばあさん。
ちょいとホラー。
駐車料金を支払った後に、よぼよぼとマイカーの前でよぼよぼ。
時速10m。よぼよぼ過ぎる。
早く移動してくんないかなー、と思ってるとばあさん、

お…お…お兄さん…
って俺に。
思わず、ぎゃあっ!

を堪えて、
え?なに?どうしたの?

なんとか一丁目まで行きたいんだけど…

一丁目?地獄の?
を堪えて、
え?そんないきなり細かく地名に住所、わからん!
目印は?

その…なんとか一丁目に…なんとか公園があるんですけど…

知らないよ!

そこの公園には…トイレがあるのです…
そのトイレに行きたいんだけど….

トイレ?え?
トイレに行きたいの?

はい…

コンビニでも行けばいいじゃん!
を、堪えて、
じゃあさ、そこ真直ぐ行って、突き当たり曲がったらね、
交番があるから!
そこでなんとかしてもらって!

ああ…ご親切に….

いや、いいから、交番行ってね!

で、車に乗ってミラー越しに振り返ると、ばあさんの姿は…

きゃああああああ!

みたいな、ホラーなエピソードにしたくなかったから、

ばあさん、大丈夫?
はい…ご親切に…
突き当たり、左だよ?
はい…左ですね…
気をつけてね?!
はい…ご親切な方で…
送ろうか?(絶対ヤだけど)
いえいえ…どうもご親切に…
じゃあね!
はい…ありがとうございました…

どっと疲れた.com。

他人に親切にして後味悪い、のは人生初かもよ。
なんせ、ばあさん、ルックスが良くなかった。
オーセンティックなやまんば、な。

はー。
俺がじじいになったその時には、
親切な若者に囲まれてますように。
どこかの公園で。

さて、明日もどうにか乗り越えましょう。
週末に向けて。

             No. 666。