先日のnil!
楽しかったね。
バカバカしかったし!
札幌の若い友達、jake stone garage limited(笑)も
久しぶりに対バンしたら更に良くなってたし。
とてもいい一日を過ごしました。
あらためて感謝!

さて!
続きね!

奇跡の全5曲ボツ!
で、なんでかわかるか?と宗清さん。
なんとなくはわかってたけど、
わからん!と。

「哲の曲は、Aメロ~Bメロまでは素晴しい、
 が、くるぞくるぞ!と思わせといて、
 違う方向に行きがちなんだよ。
 捻くれてる。」
「だって、そっちの方が面白いじゃん!」
「メロディー、には呼ばれて行く先がある。
 それをストレートに表現しよう。」
「それって、普通じゃない?」
「そのメロディーも、聴く側も、求めてるのは、
 その呼ばれてる先なんだよ。
 今回、俺(宗清さんね)がやりたいのはそれなんだ。」

23.4歳の時に初めてゼロからの作詞作曲を始めた時。
閃いたイントロからエンディングまで、
ザザザー!っと湧いて出て。
それが一日に何曲も。
その時の感覚を思い出す。
確かに、呼ばれて行く方向にそのまま呼ばれてたな。
なぜ、捻くれ出したか?
先日のBARKSの取材時にライターの東條さんと
語って行くうちに気がついたんだけど、
閃きが止まらなかった数年間を経て、
あれ?この感じって以前にも感じたぞ?
もしかして、自分のカバーを始めてしまっているのかも?
と。
で、そもそも人と同じは嫌!な、B型性格なのに、
過去の自分と同じ事するなんて言語道断!
と、呼ばれてない方向を探す作曲スタイルに。
いつ頃からかな?
多分、PAINKILLERを作ってるあたりかな。
でも、試行錯誤を繰り返す自分と、
いやでも!これって俺節じゃないか!と、
自分を褒める俺もいたりして。

でも、nilとジュンジュラ、
誰も聴いたことが無い音楽を発明する!
この基本概念はこれからも変えるつもりは無い。

はい。
で、2回目の曲出し会議までの1週間。
出て来る出て来る約20曲。
今振り返れば、23.4歳の時のあの感覚。
を、13曲に絞り、会議へ。
12曲OK!
NGな1曲もOKな曲の中で同傾向の曲があったから。
すなわち、全曲OKだったわけさ。

Aメロ~Bメロそしてサビ。
ってのが、ロックのマナーだとは思わないんだよね。
POPSのマナーかも知れないけど。
音楽にマナーがあるとしたら、
それを無視し破壊してこそロックだと思うし。
けど、じゃあ、FM。ファッションモンスター。
あの曲はほぼインストだけど、
イントロからちゃんとストーリーがあって、
しっかりファッション!ファッション!に呼ばれてる。
俺には俺のマナーがあるのかも知れない。
とかね。

でね。
宗清さんと俺でデモ作り作業開始。
マニュピレーターと呼ばれるいわゆる、
打ち込み?を専門としてる五十嵐君って男と3人で。
メロディーをいじる、ってよりはメロディーの確認作業。
曖昧な部分を無くして、正確なメロディーを。
を、10曲。
を、メンバーに渡して、スタジオに入る。
ここからはいつも通り。
大きな音をアンプから出して、熱量を高めて。
DENさんは、曰く「余計な事は排除するよ」と。
でも、DENさんに弾きまくって欲しい欲もあって、
「君をいつまでも」では、ま、聴いてみて。
櫻さんは「1曲に対して1GROOVEでいこう」と。
だからいたってシンプルなドラミング。
バスドラムも20inchの小さい径のを選んでもらったり。
らしくないことをやってもらったけど、
実は、らしさが出た気がする。
「渦」を、聴いてみて。
竜くんは、いつも通り!だね。
2人で膝を突き合わせてフレーズ作り。
test noでは不可能な、ま、俺もnilとjjaでは不可能な、
2本のギターでのアンサンブル。
実は竜くんが得意な複雑なコード運び。
「My Sweet Shame」聴いてみて。
ギターソロは思いっきり弾いてもらった。
「空飛ぶピアニスト」あたりを。

とかなんとかがありつつの、今日7/1。
FM FUJIの生放送ゲス。とかありつつ、
デビュー15周年だそうで。
芸人さん風に言うと、芸歴15年ですか。
まだまだひよっこですな。
楽しい楽しい生放送でした。
番組最後にかかったな、ひまわり。

23.4歳の時に初めてゼロからの作詞作曲を始めた時。
FMが出来て、興奮して眠れなくて、
風呂につかってたら、何から何までー!って鼻歌が。
で、更に盛り上がって、
寝ずに弁当屋さんの宅配のアルバイトに行って、
バイクの運転中に、また閃いて、バイト中なのに家に帰って、
カセットレコーダーに吹き込んだ、ひまわり。

この不思議な感覚。
皆さんと共有したくてね。
まだまだ曲を作り続けます。

THANK YOU!

                No. 666。