夏が終わった感。

中津川から数日経ち、その終わった感から昨夜やっと復活。
張詰めてた興奮から解かれて、虚脱してましたよ。

久しぶりぶりな表日記にも書きましたが、
参加してた人はご存知でしょうが、
シアター終わって、ステージ裏から楽屋に移動して、
みんなで「かんぱーい!!!」ってした瞬間に、
「どっばあああああ!!!」って雨。
確か、勝手にしやがれ、の武藤さんが言ったのかな。
「屋根に当る雨音がさ、神様が大喝采してくれてるようだよね」
って。
その場にいた全員が、何度も深く頷いちゃう名セリフ。
多分その場にいた全員が心で「そのセリフ、俺が言いたかった!」
かくいうオイラもその一人。

ざっと振り返るぜ。
まずはインディーズ電力。
激大先輩な小室等さんが後ろに控えてらっしゃるので、
持ち時間をしっかりと考慮して、
それでも更に少なめに5曲!を選曲。
が、俺からしか見えないステージ袖のスタッフからの
「巻いて!巻いて!」の手をぐるぐる回すサイン。
見えてないタイジさんようこちゃんは気にせず喋るシャベル。
見えてる俺は、喋るなシャベルな!と思いつつも、
結果、1曲カットで4曲のステージ。
30分のステージで4曲って。
1曲7分30秒な計算ですがな。
どんなドラマティックな展開やねん。
ピンクフロイドかっちゅうねん中年。
そのぐるぐる手を振り回すスタッフの後ろに
小室等さんの姿を発見した俺は、
日本の音楽界の後輩としてちょっと張り切りましたとさ。
今後、30分のステージだったら1曲でいいんじゃないか?
と、思いましたよ。

ZIGZOさん。
初日のメインステージのトリって大役。
ゴキゲン&少ししっとりな演目。
中津川に向けて募ってきた思いをしっかり表現できたな。
せっかくのトリだしってなノリと、
考えずに察した皆さんの拍手もあって、
初の公式なアンコール。
主催者のタイジさんを引っ張り出しての、
NEIL YOUNG「ROCKIN′IN THE FREE WORLD」
タイジさんと岡本さんのギターバトル、良かったなあ。
ZIGZO初見なタイジさんやスタッフ陣に、
「ZIGZOおもろいやんけ!
 デキる後輩バンドがここにもいて安心したわ!」
と、言われましたよ。

2日目。
は、まずは仲井戸CHABO麗市さんのステージにお呼ばれ。
ジュンジュラでカバーしちゃった名曲「ガルシアの風」を
袖で聴きながら出番を待つ。
最後の曲に賑やかしで出て来い!とCHABOさんから。
先輩方や後輩たちとわらわらとステージへ。
曲はもちろん「雨上がりの夜空に」!
隣の後輩達がぐいぐいと元気なんで、ついついおっさん、
引き気味になってしまいました。
楽屋に戻ると、ようこちゃんとLeyonaちゃんに、
「なんじゃあのコーラスは!しっかりハモれ!
 清志郎に失礼だとは思わんか!」
と、怒られましたよ。

大トリのTHEATRE BROOK。
に、アコギ&コーラスで参加。
今年の春のインディーズ電力のツアー中に、
タイジさんから「シアターにジョイントせえへん?」
って提案があって。
沼澤尚のドラムで歌わせてやりたい、と。
是非是非!いや絶対!ってなもんで、実現したのが、FUJI ROCK。
の、流れで、RISINGも。
の、流れで、中津川も。
今回はLeyonaと堂珍も参加。
面白かったなあ。
俺とようこちゃんはロックバンドの歌い手だから
声がでかくて太い。
Leyonaと堂珍は、歌手というかソロシンガーだから、
繊細で正確。
ま、でも、Leyonaはこっち側だな。
大好きな「まばたき」「ありったけの愛」そして、
新曲にして名曲にして既に代表曲「もう一度世界を変えるのさ」
を、アシストしましたよ。

で、終わって着替えて楽屋に戻ったら。
どばああああああ!と大喝采。
流石は、太陽の子供、佐藤タイジ。
シアターの楽屋で、
中條さん北村さん沼澤さんが口々に、
「タイジ、凄いことをやってるよ」
「タイジ、君だからこれだけ人が集まるんだよ」
って賞賛。でもタイジさんは、
「適材適所やと思うで。たまたま俺がそこにおっただけや」
って。
「みんながそれぞれの希望と仕事を全うしてるだけや」
って。
人として尊敬する瞬間がまたありました。

打ち上げで、色んな人が言ってたけど、
これだけ主旨、思想がはっきりしてるフェスはない。
って。本当にそうだよね。
皆さん、これからも胸を張って参加してください。
こんな時代に生きていることを、次の世代に誇れるまで。
俺の来年の目標。
nil、ジュンジュラで参加する。
ぜ。

そんなジュンジュラ。
明日は大阪です。
しかもシアターと!
楽しみ過ぎますね。
個人的には、
北村さんvs佐藤ハジメと、
世界の沼澤vs高円寺界隈の梶原。
これ。面白いよね。
あ、「two petals & three legends」発売になりますし。
ガルシア、はCHABOさんに褒めていただきましたよ。
俺のより、前向きだ。って。
で、こう答えました。

俺のは、ジェリー・ガルシアからの風じゃないんです。
仲井戸麗市からの風なんです。

楽しみにしててください。

あらためて感謝!
太陽に。

               No. 666。