10日経ちました。
我がDS会員のメンバーでも直接的な被害に遭った方も居て。
僕はnilはTHE JUNEJULYAUGUSTは心配しています。
被害が少なかったDSメンバーは、みんなで心配しましょう。
被害が大きかったDSメンバーを。その家族を。その友達を。その友達も。
その人々が住む街を。その隣の街を。この国を。地球を。

表の方にある通り、
THE JUNEJULYAUGUSTの3/26高円寺、4/3名古屋は予定通りです。
色々考えました。
状況をしっかり把握するために、情報収集、情報精査。
色んなところで色んな音楽家やスポーツ選手やらが、
悩みながら、疑問や矛盾を抱えながら、決行か中止。
それは決断か断念。どちらも苦渋。
日々、状況は明らかになっていき、
日々、心境はショックから立ち直り。
少しの光明か?と、気持ちを楽にしたり。
でも、明らかになったのは惨状で、
立ち直るまでの時間に絶望する自分も出現する。
考えれば考える程に無力さを再認識。
人は個人ではどうしようもなく、無力。

様々な理由と信念を掲げて、音楽家達はステージに立ってる。
それには全く同じ気持ちだから、敢えて書きません。
みんなが同じ気持ちだよね。
松山千春の言葉が秀逸だったね。
国内外の音楽家達からのメッセージを検索してみて。
少しホッとするよ。
あのね、ここからが本題。

16年前の阪神淡路大震災。
復興が始まって、一見、街は整備された。
それからが大変だった。
家も仕事も失った人達が、新たな仕事を得る事が出来ず、
絶望から自殺を選んだ。
そんな悲劇が沢山あったんだ。
そうなんだ。
この後、大事なのはそこだ。
この後って言い切っちゃうにはまだ早いか。
まだまだ安否不明な人は大勢だし、物流も分断、原発の報道は真実か?
避難所ではたった今、寒さと飢えに苦しんでいる人が!
買い占めに走る人を浅ましいとは言い切れない。
きっとそこには悪意は無いから。
誰もがそれぞれの傘をさしてる。
うん。
あのね、本題。
国力を弱らせてはいけない。
経済が衰退する事で震災後の犠牲者を増やしてはいけない。
それにはどうしたらいいのか?
単純な事だ。
日常に戻るんだ。仕事がある人は仕事して、
集団心理に任せた自粛を終了させられるなら、
いつも通りにお金を使うんだ。
そうして経済を循環させるんだ。
流れを止めるな。
力を蓄えれば、力になれるんだ。
金は天下の回りもの、とはこう言う意味だ。
本当の復興を考えるなら、10年、20年先までだ。
それは、仕事を失った人が仕事を得て、
得た賃金で今までの様に欲しい物を手に入れる。
当たり前の暮らしの中で豊かな心を取り戻せる様に。
それこそが、復興。
あまりの惨状に、義憤にかられて、
チャリティーにアイデンティティーを見いだす。
それはそれで素晴しい事だけど、一過性で終わってはいけない。
真の復興をイメージするんだ。
そう思ったんだよ。
11日前には、こんな気持ちは持っていたか?
先日のLOFTで10年前の曲を歌って、
自分を誇れた俺だ。

あの日、LOFTで歌う決心をしたのはそんな気持ちからだ。
LOFT大塚店長も同じ事を主張してた。
だから賛同したんだ。
君を、友の住む街を、この国を、地球を、
心配しよう。
さあ立ち上がろう。

音楽の灯す光を信じる。
それが俺の仕事だ。
my reason is yours.
Always Respect.








                高野 哲 a.k.a. No. 666。